マリヤンとの蜜月 その1

Category : アビスパ福岡
東欧の小国からたった一人、

未知の国へと降り立った男はそれから二年、

残念ながら志しは半ば、失意のうちに福岡をあとにしたのでした。




始まりは2013年の一月、

期待と不安が入り交じった眼差しで見つめるサポーターから拍手喝采で迎えられたマリヤン・プシュニク新監督。

その期待に応えるように覚え立ての日本語を交えてグイグイとチームを引っ張るカリスマ的存在感、

その圧倒的なパワーに魅了され、

わけもなく心が舞い踊ったことを昨日のように思い出します。


マリヤンとの思い出は数限りなくあるのですが、

今回は写真とともにその一部を振り返ってみたいと思います。



20130114マリヤン1
2013年1月14日



20130114マリヤン2
2013年1月14日


監督の即興で作られたという「1!2!3!アビスパ~!」は

以降マリヤンアビスパの象徴となりましたね。

そして新監督は他の誰よりも人気のある存在となりました。

20130119マリヤン
2013年1月19日



20130120マリヤン1
2013年1月20日


ボールを持たされる罰ゲームに納得がいかなかったのか、

シュウトが練習後に説明を求めたところでこのポーズ、

それまでとはガラリと変わったフレンドリーな態度に戸惑いさえ覚えたことを思い出します。

20130120マリヤン2
2013年1月20日

納得が行くまで説明を求める、こういう選手がもっともっと増えてくれればよかったのですが…。

20130126マリヤン1
2013年1月26日



20130126マリヤン2
2013年1月26日


ピッチでは誰よりも熱い監督でしたが、

「サポーターは神」

ファンサービスを自ら率先して実行する人でもありました。

スタッフの静止にも関わらずピッチへ子供たちを招き入れ、

そこでわざわざひざまずいてのサイン、

子供たちに目線を合わせるという細やかな気配りも忘れない人でした。

20130215マリヤン
2013年2月15日

熱い語りはどこまで選手たちに響いていたのでしょう。

20130216マリヤン
2013年2月16日

母国語の通訳が付いていれば何か変わったところがあったのか…

今となってはどうしようもないことですが。

20130223マリヤン
2013年2月23日



20130302マリヤン
2013年3月2日



20130314マリヤン
2013年3月14日


マリヤンスタイルの練習は何から何まで型破りでした。

コア(体幹)を含めたフィジカルの重視、

意思のアピールを最大限に求められるパス交換の反復、

その中でも極端に少なく時間も短かかったのが紅白戦とセットプレーの練習でした。

それもメンバーをある程度固定化して連携を深めていくわけではなく、

常にシャッフルを行い、

ポリヴァレントな能力を養うことに重きを置かれているように感じました。

前日練習、試合のスタメンで紅白戦を組むことは数えるほどしかなかったと記憶しています。

きっとストーカー対策だったのでしょうね。(苦笑)


20130317マリヤン
2013年3月17日

スタジアムにおいてもそのスタイルはすべてが型破り。

試合前のウォームアップから精力的にピッチ内を歩き回り、

極めつけはバックスタンド総なめのハイタッチ、

ついには監督のチャントまでできるという異例の事態に…。


このいたずらっ子のような笑顔に誰もが魅了されました。
20130324マリヤン
2013年3月24日

ピッチの内外で絵になる男でしたね〜。

20130325マリヤン
2013年3月25日



20130330マリヤン1
2013年3月30日


スタッフへの気配りも欠かさない細やかな神経も持っていました。

その一方でピッチのすべてを支配する空気、

そこには監督業を長くやってきたことで得たであろう威厳のようなものがありました。

20130330マリヤン2
2013年3月30日


足をケガしている時でさえ気配忘れないという…
20130330マリヤン3
2013年3月30日



20130406マリヤン
2013年4月6日

目指すサッカー日本においてはかなり特殊なスタイル、

前線から激しくプレスをかけ、

両サイドバックは高い位置に張り出して常に攻撃参加、

多少の失点は想定内という超攻撃的なスタイルでした。

20130413マリヤン1
2013年4月13日

チーム全体で連動するプレス、

育成世代から植えつけられていない日本人選手にとって、

それは理解し難い概念だったのかもしれません。

守備に明確な決まり事はなく前線の疲弊した選手を次々に交代、

ディフェンス選手に思わぬアクシデントが起こっても、

すでに三枚目のカードを使い切っていることもありましたね。

20130413マリヤン2
2013年4月13日



20130413マリヤン3
2013年4月13日



20130414マリヤン
2013年4月14日




チームの成績とは裏腹に次第に神格化されていくマリヤン、
20130415マリヤン
2013年4月15日

何と言っても「紺色のマリヤン♪」、

不朽の名作でしょうね。



腹心となるべき同郷のコーチを一人もつけずに孤軍奮闘するマリヤンでしたが、
20130427マリヤン1
2013年4月27日

異国での単身生活は楽しめていたのでしょうか…。



「コンニチワ!」「オツカレサマデス!」
20130506マリヤン
2013年5月6日



子供が大好きだったマリヤン、
20130512マリヤン1
2013年5月12日

子供たちもマリヤンのことが大好きでした。


この決まり過ぎの出で立ち!
20130512マリヤン2
2013年5月12日

監督としてややパフォーマンス過剰なところは正直ありましたね。(苦笑)

試合中は監督のリアクションの方に目が向くということも多々…。

20130517マリヤン
2013年5月17日



20130525マリヤン
2013年5月25日


激しいプレスがハマらないと後半に運動量がガタ落ち、

選手の集中力も切れ、

勝負所で失点しては試合を落とすという悪循環が続きます。

20130526マリヤン
2013年5月26日

苦しい中でしたがゴウ起死回生の逆転弾で溜飲を下げた岐阜戦。

試合後の選手へのいたわり方もストレートでわかりやすかったマリヤンでした。

20130605マリヤン
2013年6月5日



20130610マリヤン
2013年6月10日


ファンサービス同様選手一人一人にも気を掛け、

ランをしながら個別に呼びかけ話し込む姿は、

マリヤンアビスパ雁ノ巣での風物詩でもありました。

20130625マリヤン
2013年6月25日


フェイスブックなどのSNSも遠慮することなく駆使する、そこもユニークな監督でしたね。
20130715マリヤン
2013年7月15日



20130726マリヤン
2013年7月26日



20130808マリヤン1
2013年8月8日


ヒートアップすると大きな声を上げて激昂するマリヤン、

それでも決して口応えをしない選手たちに対して、

日本人は何を言っても従順だと感じていたのでしょうか…。

20130808マリヤン2
2013年8月8日


練習参加している練習生やユースっ子たちには必ず一言話しかけるのも常でしたね。
20130817マリヤン
2013年8月17日


すっかり日本での生活にも慣れて来たのでしょうかね…。(笑)
20130902マリヤン
2013年9月2日




「激おこマリヤン」なる造語も生まれました。
20130903マリヤン
2013年9月3日




20130906マリヤン
2013年9月6日



20130908マリヤン1
2013年9月8日


高野コーチとは常に二人三脚、

時折かんしゃくを起こしては怒鳴りつけられるという大惨事もありましたが…。

20130908マリヤン2
2013年9月8日



そのヒートアップの代償。(苦笑)
20130915マリヤン
2013年9月15日



20130918マリヤン
2013年9月18日



20131001マリヤン
2013年10月1日



20131010マリヤン
2013年10月10日



20131016マリヤン
2013年10月16日


偶然居合わせたため風に飛ばされたメモを拾い集めさせていただいたのですが、

そこには無数の連携パターンのごときマリヤン自筆のスケッチが描かれていました。

このうれしそうな顔、

攻撃を組み立てるのが本当に好きだったんでしょうね…。



20131028マリヤン
2013年10月20日



20131020マリヤン
2013年10月28日



20131102マリヤン
2013年11月2日



20131109マリヤン
2013年11月9日



20131115マリヤン
2013年11月15日


ホワイトボードに向かう横顔もよかった。

どんなに苦しい時でもマリヤンは必ずチームの先頭に立っていました。

20131118マリヤン
2013年11月18日



その特殊な攻撃的サッカースタイルは夏場の消耗がはげしく、

休日のオフを増やしても根本的な解決にはいたりませんでしたね。

結局チームのシーズン後半の失速は止まらず、

終ってみれば14位と下位に沈むきびしい結果。



しかもクラブは来季を考える大事な時期に経営危機という未曾有のピンチに陥り、

2013シーズンのしっかりとした分析も総括もないままに、

マリヤン自身も受けるかどうか悩んだという続投のオファーを出すことになりました。



あの状況でサポーターの大きな心の支えだったマリヤンを交代させる、

そんなことは到底考えられるような状況にありませんでしたが、

この決定が2014悪夢のようなシーズンにつながろうとは…。







その2に続きます。








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