若きトレーナーくんへ贈る言葉-その2

Category : アビスパ福岡
若きトレーナーくんへ出した雁ノ巣練習の様子を伝えるメールの文面です。



『わたしが知っている間だけでも監督が3人(正確には代行を入れて4人)ほどアビスパは変わりましたので、
それぞれの考え方や方法論があるのだな~ということは毎年練習メニューでも感じていました。

篠田監督時代には現サンフレッチェ在籍の松本フィジコがいてこの方もかなりユニークな練習メニュー。
現在のプシュニク監督に近いというか変幻自在にメニューを常に変化させ、選手たちがマンネリに陥らないことを心掛けていたように記憶しています。

松本フィジコ1

たとえ同じメニューでも前日と同じ場所でしないというのがユニークなところでした。

2013アビスパはそれをさらに進化させたようなスタイル、
フィジカル~ボールトレーニング~ミニゲームなどの一連の流れを複雑に絡めながら行っています。

松本さんは非常に優れたフィジコでいらっしゃいましたがフィジカルトレーニングが終れば監督コーチ陣にバトンタッチしてあとは見守るというトレーニングの流れ、まあこれは監督の方針ですが…。

プシュニク監督はそういう決まりきった流れを作らずに様々なメニューをあえて混在させ、選手たちに常に緊張感を持たせているように思います。
彼自身がフィジカルの理論、知識を豊富に持っているのに加えて通訳である高野コーチも優れた経歴を持っていることなども関係しているかもしれませんが。

基本的に全員でランをするのは前日試合で一試合分の負荷のかかったスタメン選手がクールダウンする時だけです。

ピッチに出て来た選手はまず鳥かごと呼ばれる円陣でのゲームをするのですが、これも途中でわざわざ場所をシャッフルさせたりします。

雁ノ巣鳥かご

その後はすぐさまボールを使ったトレーニングへと移行、縦方向や四角形にマネキンを立ててパス交換などの練習へと続きます。

途中で方向をリバースしたりはしますが基本的にはいたってシンプルなトレーニング、常に基本からスタートするのが原則ですね。

雁ノ巣アップ

声を出して相手選手の名前をしっかりと呼ぶこと、手を使ってハンドシグナルを出すことなど繰り返し、繰り返し要求されます。

それによって選手同士で意気を合わせる、コミュニケーションを確実に取るということを何度も何度も叩き込まれます。

パス交換が発展していって最後は全員が入り乱れて狭いエリアでパス交換させるというトレーニングもありました。
雁ノ巣パス交換

そしてルール違反をしたりビリになった選手には必ず腕立てなどの罰ゲーム、練習の最後にお遊びでやるようなゲームの中でも必ずそれがあります。

二人一組でボールを投げ合う時にもわざと難しい体勢を作らせたりと、常に選手たちが練習メニューを流さないよう気を使っているように見えます。

雁ノ巣ハンドボール

手を使って投げ合う~ヘディング~足を使ってリフティングなど手から足へという流れは、
二人一組からチームに別れてミニゲームという場合まで様々なスタイルで使われます。

二手に分かれて双方ゴールから同時にビルドアップ開始、相手のいない状態からセンターライン付近で交錯、そのままゴールを目指すということを手~足という流れでという時もありました。
2チームをあえて反対方向から交錯させるというところがポイント、流れの感覚をつかみながら障害物を避けていくようなイメージでしょうかね。

足を使ってのパス交換もほとんどがワンタッチからツータッチ以内、長い間ボールを保持しないことが厳しく求められます。
これはプシュニク監督のサッカースタイルに基づくものでしょう。

ボールトレーニング以外ではフラフープを使ったユニークなものもあります。

雁ノ巣フラフープ

短い間隔での連戦が続いて疲労が溜まっていた時でしたが、その時も一人一人の動きから最後は全員で力を合わせるような流れで進行していました。そのバリエーションたるやどれだけ引き出しがあるのだろうと驚くことばかり、長い間指導されてきた監督だからこそなせる技なのかもしれません。

そんなボールトレーニングの合間で突然始まるのが、監督のサインに合わせてまるで踊っているかのように見えるアクションです。

雁ノ巣プシュニクオーケストラ

一見お遊びっぽく見えますが、最近このトレーニングの意図がわかってきたような気がします。

どのトレーニングもそうなのですが瞬時に判断すること、一瞬で相手の意図を理解すること、そして選手同士でピッタリと息を合わせること…。

戦力豊富とは言えないチームの全体的なレベルアップを重点的に考えているような気がします。

選手たちは誰がどこで出場してもいいような起用法でトレーニングを続け、たとえボランチのキーマンがいなくてもパス回しを繰り返しながら前進できることを先日のホームガンバ戦でも証明しました。

雁ノ巣ダッシュ

いわゆる紅白戦というやつはたとえ試合前日でもわずかに30分程度、しかも翌日のスタメンではない組合わせで行っています。

監督は固定されたメンバーで連携を高めていくことにあまり大きな意味を感じていないのかもしれませんね。

練習の最後はゴールをゲットするゲームで締め。罰ゲームだったりジュース賭けなどして、それには監督やコーチも積極的に参加します。

日本人選手に足りないと言われるゴールを勝ち取る意識を植え付けるためかもしれませんね。

雁ノ巣マリヤン

気に入らないプレーには激しいジェスチャーで怒りまくる監督…まあこれは性分でしょう。(笑)

それでも納得の行かない選手が監督に直訴すればたとえピッチ上であってもとことん話し合うのがマリヤンスタイルです。

雁ノ巣ミーティング

特に難しいこともしていないし、高度なトレーニングをしているわけでもない。

基本をしつこくリピートしながら選手それぞれの意識を確実に高めていく、これが今季マリヤンプシュニク監督のトレーニングスタイルだと思います。


以上長々と書いてしまいましたが…、どうです?

何だかますます雁ノ巣に行きたくなったでしょ。』




以上が彼にあてたメールの内容でした。


贈る言葉というほどのものでは全然ありませんが、


ほら〜、

あなたも雁ノ巣練習場に行きたくなったでしょ?


雁ノ巣ピッチ

『練習を見に行こう!』雁ノ巣練習場へのアクセス
http://www.avispa.co.jp/game_practice/practicetour.html

『練習スケジュール』
http://www.avispa.co.jp/game_practice/practice/practice.html
byアビスパ福岡公式HP
見学は基本的に自由、もちろん無料です!


第11回クリーンアップ・レベスタ 実施要綱
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行きたくなりましたー!(^∇^)

とは言っても、先週行ったばかりですが(笑)
何度でも行きたくなります♪

Re: タイトルなし

>こあらさんへ

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